にゃんたフェ KOBE
にゃんたフェ KOBE
にゃんとなく
について
神戸にゃん太の会は、地域にいる猫たちが幸せに、人と共存する社会を願って、TNRをはじめとする様々な活動に取り組んでいる集まりです。
2005年に近隣の餌やりさんと共に自宅周辺の野良猫を対象に活動を開始、2016年、阪神大震災の仮設住宅撤去公園で捨てられた50匹の猫の相談を受け、全頭手術を支援しました。これを機に仲間が増え、「神戸にゃん太の会」として活動をスタートしました。
2022年4月時点で累計1800あまりの猫をTNRし、地域猫にしています。
2022年10月にホームページ「にゃんとなく にゃんたフェ KOBE」を開設、ブログ、インスタグラムと合わせて活動を紹介しています。
にゃん太の会という名称と、ゆくゆくはカフェを運営したい、という思いを合わせて、
にゃんた+カフェ=にゃんたフェになりました。
にゃん太の会という名称と、ゆくゆくはカフェを運営したい、という思いを合わせて、
にゃんた+カフェ=にゃんたフェになりました。
Information
Information
トピック「マダニ媒介感染症」掲載
11/1 うめちゃん、エペの正式譲渡を掲載!
11/4 格さん、テディ、ティガーの
正式譲渡を掲載!
11/4 ゆき、チャーくんの正式譲渡を掲載!
11/10 ドリーとブロギーの正式譲渡を掲載!
傷病猫の保護
TNR活動をしていると、病気にかかっている猫、怪我をしている猫にも出会います。苛酷な状況にありながら生きようとしている猫たちを、「救える命は救いたい」という思いで医療にかける活動もしています。思いに賛同してくださる方々、動物病院のご協力・援助に支えられての活動です。
傷病猫のご紹介、治療経過などはブログを通じて報告させてもらっています。
神戸ねこのひかり基金
こちらの黒猫はひかりんといいます。交通事故に遭い、6カ所の骨折や脱臼で、瀕死のところを保護しました。当時、病院からは安楽死を勧められましたが、一縷の望みでもあるのなら手術にチャレンジしたいとお願いしました。しかし手術費用はあまりにも高額で、ブログを通じご支援をお願いしました。
それが「神戸ねこのひかり基金」立ち上げのきっかけです。
以来、傷病猫への医療費等の為にこの基金を運用しています。この基金へのご支援のおかげで猫たちに十分な医療を受けさせることができるようになり、たくさんの命を救うことができています。
活動詳細は「猫の幸せが私の幸せ」ブログで報告しています
にゃん太の会の保護猫が参加する譲渡会のチラシを掲載します。
今後の譲渡会開催予定
舞多聞まちづくり館
4月28日
6月23日
9月8日(変更!)
10月27日
12月8日
猫カフェ猫の屋おでん
5月11日
7月13日
8月17日
9月28日
11月23日
変更の場合はHP、インスタ等でお知らせします
里親探し
にゃんたフェKOBEでは、猫のTNRを活動の柱の一つとして取り組んでいます。
しかし気持ちとしては、お家で暮らせそうな猫には、里親さんを見つけてあげたいという思いで一杯です。
にゃんたフェKOBEはシェルター(保護施設)を持っていません。
そのため、TNRで出会った傷病猫や小さな子猫、保護を要すると判断した猫は、メンバーや、預かりボランティアさんで保護ができるか相談し、それぞれのメンバーの自宅等で治療、養育、そして人に馴れてもらえるようお世話をし、未来の里親さんに繋げています。
猫も人と同じように、性格は色々です。
譲渡会で物怖じせず魅力をアピールできる猫、会場では縮こまっているけど預かり宅では馴れて甘えんぼになっている猫、まだ預かり宅でも警戒してなかなか触れない猫、など…。
にゃんたフェKOBEでは、猫を迎えたいとお申し出の
方には、その猫の状態をお伝えし、その方のご状況や思いも伺って、猫も里親になる方も安全、しあわせに過ごせるような、ご縁繋ぎを目指しています。
現在にゃん太の会で家族になってくれる里親さんを待っている猫たちです。
ブログ「にゃんたフェKOBE 保護猫たちのしあわせ探し」でご紹介しています。
それぞれの猫について詳しく記載した記事は、「詳細リンク」ボタンを
クリックするとご覧いただけます。
里親のご相談、お問い合わせは下のお問合せボタンからご連絡ください。
ちょっとケアの必要な子、人馴れ途上の手強い子、みんなお家の子に
なれるのを待っています。 ※水色背景は譲渡会参加等サポート枠です
マークをクリックすると動画が見れます
わさび
メス 推定3歳
難易度 ★★★★★
エリザベス
レンガ
ポル(ポーちゃん)
マリ
みろく
ジュニア
多頭飼育崩壊
レスキュー
多頭飼育崩壊
レスキュー
今年3月に、神戸市内で多頭飼育崩壊が起きました。
未去勢の猫を多数飼っていた方が倒れ、
20匹以上の猫が取り残されたのです。
猫たちの処遇について行政の判断が下るまでの間、
にゃん太の会ではメンバーが交代で、取り残されている
猫への餌やりに現場に通いました。
そして、様々な方々のご尽力があって、
全頭保護の運びとなり、最終的に27匹保護しました。
これまでの経緯はブログ記事をご参照下さい。
保護当初、12匹は神戸動物管理センターに譲渡対象枠で
引き取られ、残りの15匹はにゃん太の会で保護しました。
現在は動物管理センターの12匹も引き取り
全頭にゃん太の会で保護しています。
幸いケージを置けるスペースをお借りすることができ、猫達にはそこで隔離期間を過ごしてもらっています。そこからメンバーが手分けして数匹ずつ預かり、お世話しているところです。
お借りしたスペースに残っている猫達には、
毎日当番を決めてお世話に通っている状況です。
なるべく早くずっとのお家にご縁を繋ぎ、
猫達をケージから出してやりたいと活動しています。
お迎えのご相談、お問い合わせは当ホームページ
「お問い合わせフォーム」、インスタグラムのメッセージ等に
ご連絡お願いいたします。
トライアル
正式
譲渡
正式
譲渡
さくら
メス・6ヶ月
トライアル
正式
譲渡
正式
譲渡
正式
譲渡
メス・8ヶ月
おぎん
メス・3歳
トライアル
正式
譲渡
正式
譲渡
ピノ
メス・3歳
白夜
オス・3歳
メアリースチュワート
メス・3歳
正式
譲渡
格さん
オス・3歳
正式
譲渡
正式
譲渡
マルコ
オス・3歳
みろく
オス・4歳
正式
譲渡
ましろ
メス・3歳
にゃんたフェKOBEから猫をお譲りする際の条件です。
◆ 連絡手段はラインでお願いしています。
◆ 申し込みの方以外のご家族が高齢者だけの場合は「単身でのお申し込み」
としてお話させて頂きます。
◆ 正式譲渡後もご負担のない範囲で近況報告をお願いしています。
◆ 基本的には交通費は頂戴いたしませんが、遠方の場合は有料道路代の
ご負担を相談させていただく場合があります。
◆ ペット飼育可の住宅にお住まいの方。
( 集合住宅の場合、規約等を確認させていただきます )
◆ 完全室内飼いしてくださる方。
( ベランダに出したり、リードをつけてのお散歩も不可 )
◆ 猫の年齢により里親様の年齢条件等がございます。
◆ 玄関や窓に脱走防止柵を取り付けて下さる方。
( トライアル期間中に完成をお願いしています )
◆ 終生愛育をお約束頂ける方。
◆ ご家族全員の同意がある方。
◆ 子猫の場合は適切な時期に必ず「不妊去勢手術」をして下さる方。
◆ 健康状態に留意し、必要に応じて病院に連れて行って下さる方。
◆ トライアルで猫をお届けする時に家の中にお邪魔し、
飼育環境や脱走防止の確認をさせて頂きます。
◆ 子猫の場合は体調が安定しないので、お留守番時間の短い方。
◆ 正式譲渡時に、保護にかかった医療費の一部負担をご了承いただける方。
・不妊去勢済 : 25,000円
・未手術 : 20,000円
譲 渡 の 流 れ
譲渡会へGO!
or
保護部屋でのお見合い
この子を家族に迎えたい!というニャンコがいましたら、近くのスタッフにお声がけください。猫の性格や年齢・譲渡条件等をお話しさせていただきます。簡単なアンケートにご記入いただき、双方条件が合えばトライアル開始となります。
※ネット募集の場合は、保護部屋でのお見合いとなります。まずはメールにてご連絡ください
トライアル
ニャンコお届けの際、飼育環境を確認させていただきます。トライアル誓約書にサインをいただいたらトライアルスタート!
トライアル(お試し飼育)は通常1~2週間です。
その間に脱走防止もお願いしています。脱走防止については「脱走防止について」のページををご一読ください。
正式譲渡
譲渡誓約書にサインをいただき、医療費の一部負担金として、一頭につき25,000円をいただきます。(未去勢・未避妊の場合は20,000円)
正式譲渡後もご無理のない範囲でご連絡をお願いしています。
脱走防止について
にゃんたフェでは譲渡条件として脱走防止をお願いしています。
玄関、窓、ベランダ等、猫が暮らす空間に脱走防止対策をお願いいたします。
『猫 脱走防止』で検索すると様々なDIYの方法や商品が出てきます。
ご予算や設置場所に合った方法で脱走防止をお願いいたします。
パネル、突っ張り棒、結束バンドを使い、DIY
市販の木材、金具を使いDIY
作成方法はYouTubeで視聴
猫専用の脱走防止柵として販売されている既製品を利用
網戸の扉ごと外れてしまい脱走した事例があります。
しっかりとした脱走防止柵の設置をお願いしています。
100均のパネル、突っ張り棒、結束バンドを使い、DIY
市販品の利用
基本的にベランダには猫を出さないようにお願いしています。
もしも出てしまった場合に備え、脱走防止や転落防止の柵を設置していただけると、より安心です。
防鳥ネットを使用
100均のパネルと結束バンドを使用
トピック
他所ごとではない!マダニ媒介感染症(SFTS)
にゃんたフェの猫も沢山お世話になっている動物病院で、ショッキングな事を聞きました。 神戶市内で飼われている猫がSFTSに罹った、というのです。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)はマダニが媒介するウイルスにより発症する病気で、マダニに噛まれることで人も犬猫も感染する、人獣共通感染症です。現在この感染症に対する特効薬は無く、人が感染した場合でも致死率は30%と極めて高い病気ですが、猫が感染した場合は、最新のデータでは致死率60〜70%だというのです。この動物病院で感染が確認された猫も、残念ながら亡くなってしまいました。
そして恐ろしいことに、このウイルスはマダニからの感染だけでなく、人から人への感染、 更に猫から人への感染が確認されています。動物病院で猫から獣医療関係者への感染も報告されていますし、2017年には野良猫を保護する際に噛まれた50代の方がSFTSで亡くなったと思われる例も報告されています。猫の排泄物や分泌物からの感染を疑う例も報告されているようです。
これまで感染の報告は九州、中国、四国地方がほとんどでした。マダニ媒介感染症の名前をすでにご存知の方の中にも、あまり自分の住む地域には関係ないかなと思われていた方も多いのではないでしょうか。私たちにゃんたフェKOBEのメンバーも、そこまで危機感を持っていませんでした。それだけに、同じ市内、しかも市街地にある病院に通院するような猫さんが感染し亡くなったという事に驚きました。しかし実際、年々分布は広がっており、2024年4月末時点で関東地方でもSFTS発症の届けが出ています。もはや他所ごとではないのです。
対策は、まず当たり前ですがマダニに噛まれない事です。猫ちゃんの飼い主様においては、今一度飼い猫を外に出すことの危険性についてお考えいただきたいと思います。そして人間も、肌を露出した状態で草むらや藪に近寄ることを避けるなど、自身がマダニに噛まれない注意も必要です。 マダニに噛まれてもすぐに気づかないことも多く、もし人間がマダニを家に持ち込むようなことがあったら、たとえ猫を外に出していなくても、SFTSに感染させるリスクがあることを考えると、完全室内飼いにするだけでは対策は不十分です。SFTSからしっかり猫を守るには、スポット駆虫薬等の使用が必要です。外作業の多い方や、出入りの多い環境で猫と暮らしている方は特に、猫へのスポット駆虫薬の使用をご検討いただいた方がいいかもしれません。 にゃんたフェでは、外で過酷な暮らしをしている猫たちを、傷病の治療のために保護したり、 里親探しを行ったりしています。猫たちは他の感染症の可能性も考え、これまでも保護後2週間の隔離期間をとり、駆虫薬も使用してきました。SFTSの潜伏期間も2週間程度と言われています。SFTSの症状でもある発熱、ぐったりしている、下痢などの症状には、これまで以上に注意をし、万が一にもメンバーが感染しないよう、対策も考えていきます。
とにかく、猫にとっても人にとっても致死率の高い感染症です。他所ごとと思わず、出来るだけの対策を考えなければならないでしょう。
(監修:兵庫ペット医療センター東灘病院)
参考
資料
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活動報告を綴っています
活動報告、保護猫紹介など
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